第3話のあらすじ~2人の女性の乳がん検査

ある日、甘春総合病院に結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子がマンモグラフィ検査を受けにやって来る。今日子の画像を読影した杏は、乳腺密度が濃いデンスブレストではあったが、病変が見つからないことから、鏑木の指示で「異常なし」と診断します。しかし唯織は、検査を終え、病院を出ていた今日子を追いかけ、なるべく早く超音波検査を受けるように勧める。

一方、技師のたまきは、杏に友人のものだと言って1枚のマンモグラフィ画像を杏に読影してもらう。その画像を見た杏は「右胸に腫瘤があり、悪性の可能性があるので一度再検査した方が良い」とアドバイスした。

その画像はたまきのもので、胸のしこりに不安を感じ、裕乃のマンモグラフィー検査の練習台になる。画像を取り終えると、たまきはその画像を裕乃が見る前に削除するが、裕乃は復元し、撮影された画像に病変のような影を見つける。

裕乃は、たまきに超音波検査を願い出るが、「今度検査の練習台になる時は、10万円」と突っぱねた。

それでもたまきのことが心配な裕乃は、10万払うので、検査させて欲しいという。そして検査の結果、良性の腫瘍だったことでたまきはほっとする。

唯織から、デンスブレストだと言われ超音波検査を受けるように言われていた今日子は、自分でデンスブレストのことを調べて再び病院へやってくる。

なぜ、デンスブレストのことを教えてもらえなかったのか、と言い、母と祖母がガンに罹患していることから毎年検査を受けていた今日子は、今まで毎年検査をしてきたことが無駄だったのではとショックを受ける。

しかし、そんな今日子に唯織は「検査を受けてきた時間は決して無駄ではない」と伝え、超音波検査を実施する。

超音波検査でも正確な診断を下すことが出来ず、必要ない検査をしたと、婦人科の医師からもクレームが来る。

それでも唯織は気になるため、婦人科の医師に造影剤を使ったMRI検査をしたいと願い出る。その場に居合わせた杏も、「異常なし」と診断したことが、気になっていて、あいまいな診断をしたくないと、唯織と一緒に頭を下げる。

そして造影剤を使ったMRI検査をすることになり、その結果、乳がんを患っていることが判明した。乳管の中に癌ができていたため、マンモグラフィ検査でもエコーでも見つからなかったのだった。

今日子は「早期に発見してくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えるも、右胸を全摘することになり、ショックを受ける。

杏と唯織に、7歳年下の婚約者に自分なんかで良いのかと申し訳なく思う、と話すが、その話を聞いていたたまきが、今日子に、乳がんは今や11人に1人がなる病気で、珍しくもない。でも、お互いが結婚したい相手に出会う人は奇跡に近い、と話した。

今日子の婚約者が病院へやってきて、今日子が乳がんと診断され、手術を受けることを聞く。婚約者は手術をすれば助かると聞き、胸がなくなる、と言う今日子に、見た目が変わるのはお互い様と話す。

その後、今日子は雑誌にデンスブレストについての記事を載せ、女性に検査の重要性を訴えた。

病院では、唯織が今日子の記事を杏に見せ、先生が検査を後押ししてくれたおかげだと言ったが、杏から「あなたには負けませんから」と言われたのだった。

これからの婦人科医は大変!?

ドラマのストーリーの感想とはあまり、関係ないのですが、「デンスブレスト」という言葉を始めて聞きました。多分そういう人が多いのではないかなぁと思います。これからマンモグラフィー検査を受ける人は、当然自分はどうなのか気になるだろうし、検診の場が混乱しそうですね。

このドラマに限ったことではありませんが、テレビの影響ってすごいので、にわか仕込みの知識で医者に詰め寄る患者さんの対応に追われる医師に同情します。とはいえ、患者さん側も、自分の命に関わることなので、必死になる気持ちもわからないではないのですが。

今回の「ラジエーションハウス」第3話のストーリーの場合でも、唯織がいなければ、見過ごされていた可能性が高かったわけなので、医者が不必要だと言った再検査で癌が判明したことに、普通なら、「裁判だ~」って言っちゃうくらいもっと患者はキレるのでは、とも思いました。

医師、患者、家族、病院のみんなにとっての、一番いい、安心できるシステムやルールが出来ればいいですね。

と、真面目な意見はそのぐらいにして、第3話では、冒頭から杏と整形外科医の辻村が一緒に食事に行ったことを知り、ショックを受ける、窪田くん・・・唯織と、杏のそばで唯織に見せつけるように歩く、確信犯の辻村のバトルが勃発です。窪田くんと鈴木伸之さんのキャラ的にも、なんかぴったりな光景でした。

そして、山口紗弥加さんや広瀬アリスさんの関係性も、気の強そうなたまきと、新人っぽい裕乃はぴったり。それにしてもカップラーメンばかり食べていたら、病気になっても仕方ないような・・・って、ちょっと思っちゃいました。

そして、巷で話題の本田翼さんですが、もちろん演技のこともありますが、役柄的に、どういう立場の医者なのかわかりにくく、その辺にも問題があるのかな~なんて思いはじめました。駆け出しの医師なのか、多少経験のあるしっかりとした医師なのか。

原作を読んでいる人は知っているのかもしれませんが、私は原作を知らないので、全然わかりません。だから感情移入もできないのかな。だいたいドラマって、例えば、「HERO」の松たか子さんのように、誰かの目線で観ることで、ストーリーがわかりやすくなり、楽しめるのですが、このドラマって、広瀬アリスさんの立場で観たくても、そこまで出てこないし、本田翼さんもずっと出るわけでもないし。そっか、窪田くんと広瀬アリスさんが、もっとコンビっぽいと面白いのかも。・・・って、そんな簡単な話じゃないか。

そして、ふと思った。演技はうまいけど、主役オーラはない窪田くんと、演技は残念だけど、主役オーラはある本田翼さん、その違和感がしっくりいっていない原因かも・・・。(当然個人の感想ですが)

窪田くんが出演しているということで、家族も付き合って観てもらえますが、毎回観終わった後の、批評に心苦しい。