パソコンバッテリー

私自身、ノートパソコンを使用していて朝9時頃にバッテリーが100%の状態でスリープにして12時半頃にのパソコンを立ち上げると、バッテリー残量が60%になっていました。

さすがにこの仕様では、外出時でのノートパソコンの使用するには実用的ではありませんし、使い物にならないというのが正直な感想です。

そういうわけで、ノートパソコンのスリープモードでのバッテリー消費が激しい場合、いくつかの原因が考えられます。以下にそれぞれの原因と対処法を詳しくご紹介します。

原因1. ソフトウェアの問題

ノートパソコンのスリープモードに入っている間に、バックグラウンドで実行されているソフトウェアやプロセスがバッテリーを消費する場合があります。特に、ネットワーク接続や自動更新が有効になっている場合に注意が必要です。

対処法

ソフトウェアの更新

メーカーやソフトウェア開発元から提供される最新のパッチやアップデートを適用してください。これにより、バッテリーの消費を最小限に抑えるための修正が含まれることがあります。
オンライン接続の制限
スリープモード中にネットワーク接続を切断するよう設定するか、自動更新機能を無効にすることでバッテリーの消費を抑えることができます。

原因2. デバイスの設定

ノートパソコンの設定によって、スリープモードでのバッテリー消費が増える場合があります。例えば、USBポートへの電力供給や、ディスプレイの自動オフタイマーが原因となることがあります。

対処法

USBポートの電力供給を切る

スリープモード時にUSBポートから電力を供給しないように設定します。これにより、接続されたデバイスがバッテリーを消耗することを防ぐことができます。
ディスプレイの設定
自動オフタイマーを短く設定するか、スリープモード時にディスプレイを完全にオフにするよう設定します。

原因3. ハードウェアの問題

ノートパソコンのバッテリー自体が劣化している場合、スリープモードでの消費が増えることがあります。また、ノートパソコンが正しくスリープ状態に入らず、常に動作し続けている場合もあります。

対処法

バッテリーの交換

バッテリーが劣化している場合は、新しいバッテリーに交換することで問題を解決できます。ノートパソコンのメーカーやサポートセンターに連絡して、互換性のあるバッテリーを入手しましょう。

スリープモードのトラブルシューティング

ノートパソコンが正しくスリープ状態に入らない場合は、以下の手順を試してみてください。

電源管理設定の確認

コントロールパネルまたは設定から電源管理設定にアクセスし、スリープモードに関連する設定を確認します。必要に応じて、デフォルト設定にリセットするか、適切な設定を行います。

デバイスのドライバー更新

ノートパソコンのデバイス(特にグラフィックスカードやネットワークカードなど)のドライバーを最新のバージョンに更新してください。新しいドライバーには、バッテリー消費を最小限に抑える修正が含まれている場合があります。

BIOS/UEFIのアップデート

ノートパソコンのBIOSまたはUEFIファームウェアを最新のバージョンに更新してください。これにより、スリープモードのパフォーマンスやバッテリー消費に関連する問題が修正される場合があります。

以上が、ノートパソコンのスリープモードでのバッテリー消費が激しい場合の原因と対処法の詳細な説明です。個々の問題に応じて、適切な対策を試してみてください。

ちなみに上記でご紹介した方法は、面倒くさいし、まどろっこしくてやっていられないという方も多いでしょう。そのような方はノートパソコンをスリープモードにするのではなく、休止状態にする方法がオススメです。

ウィンドウズのノートパソコンを休止状態にする方法

Windowsノートパソコンにはデフォルトの状態では、なぜか「休止ボタン」が存在しません。
その為、下記のように後から「休止ボタン」を表示される設定にする必要があります。

1.ウィンドウ下記の検索窓に「コントロールパネル」と打ち込み検索する

2.ポップアップウィンドウ内の「システムとセキュリティー」をクリック

3.「電源オプション」の項目の中から「電源ボタンの動作の変更」をクリック

4.「電源ボタンを押したときの動作」と「カバーを閉じた時の
動作」のそれぞれの項目の「バッテリー駆動」の部分を「休止状態」にします。

※とりあえずバッテリー駆動時の「スリープ」を「休止状態」に変更することでバッテリーの過度な消費を解消することができます。

※バッテリーの消費をできる限り抑えたい方は「電源ボタンを押したときの動作」と「カバーを閉じた時の動作」のそれぞれの項目の「電源の接続」の部分も「休止状態」にすれば、さらにバッテリーの減りを抑えることが可能です。

※4.「電源ボタンの動作の変更」内の「シャットダウン設定」(下の方ある)より「休止状態」をチェックする項目がありますが、私のノートパソコンではなぜかチェックできませんでした。

追伸

実際に私のノートパソコンで「電源ボタンを押したときの動作」と「カバーを閉じた時の
動作」のそれぞれの項目の「バッテリー駆動」の部分を「休止状態」にしましたが、バッテリーの減り具合に改善がみられませんでしたので、「電源ボタンを押したときの動作」と「カバーを閉じた時の動作」のそれぞれの項目の「電源の接続」の部分も「休止状態」にしました。