はじめに
ブログでアドセンスに取り組んでいると、よくあること。
アドセンスの設定等で作業が必要なことや分からないことが出てきますよね。
「アドセンスはアフィリエイトよりも初心者向き」というのは本当のことだけど、実際にやってみると面倒なことも多いもの。
こういうことに対処していると、記事を書きたいのに手間をとられて記事を書けないということが起こります。
私の場合「色々と調べなといけなし、面倒くさい。早く記事に書くことに集中したい」という思いで、非常にイライラしちゃいます。
そこで、今回はアドセンスに取り組んでいる人なら、で誰もが気になる?「ads.txt」を設置する作業が本当に必要なのかを調べてみました。
そもそもアドセンスのads.txtファイルとは何?
ads.txt(アッズ・テキスト)は、ブログやウェブサイトの運営者が広告の安全性を高めるために使うテキストファイルです。簡単に言うと、「このブログには、信頼できる広告配信業者だけが広告を載せていますよ」ということを宣言するためのファイルです。
どうしてads.txtが必要なの?
ネット上には、悪いことをする人たちがいます。彼らは、不正な広告を表示してお金を盗もうとすることがあります。ads.txtファイルを使うことで、こういった不正な広告を防ぐことができます。
他人のブログにどうやって不正な広告を表示させるの?
私の経験上、「自分のブログにGoogleアドセンスじゃない広告が表示されている気がする」と思ったことが実際にあったので、「他人のブログにどうやって不正な広告を表示させるのか」を調べてみました。
他人のブログやホームページに不正な広告を表示させる方法は、悪意のある人たちが使う手口の一つです。以下に、どのようにして不正な広告が表示されるのかを説明します。
1. ハッキングをする
一部の悪意のある人たちは、ブログやウェブサイトのセキュリティの弱点を見つけて、そこから侵入します。これを「ハッキング」と言います。ハッキングされると、ブログの管理画面にアクセスされ、不正な広告が埋め込まれることがあります。
2. マルウェアを使用する
マルウェア(悪意のあるソフトウェア)を使って、ブログやウェブサイトに不正な広告を表示させることもあります。マルウェアは、ユーザーが知らないうちにインストールされ、広告を表示するプログラムが動作します。
3. フィッシングによるログイン情報の入手
フィッシングは、偽のメールやウェブサイトを使って、ユーザーのログイン情報を盗む手口です。例えば、ブログの管理者に偽のログインページを送り、そこにログインさせることで、ログイン情報を盗みます。その後、不正な広告を表示させます。
4. 不正な広告ネットワーク
一部の広告ネットワークは、不正な広告を配信することがあります。これらの広告ネットワークは、信頼できる広告主のふりをして、実際には不正な広告を表示させます。
ads.txtの役割
ads.txtは、こういった不正な広告を防ぐためのファイルです。ブログやウェブサイトの運営者が、信頼できる広告配信業者だけを指定することで、不正な広告が表示されるのを防ぎます。
具体的にはどうするの?「ads.txt」の設置方法
1. ads.txtファイルを作成する: メモ帳などのテキストエディタで、「ads.txt」という名前のファイルを作ります。
2. 内容を記入する: このファイルに、あなたが使っている広告業者(例えば、Googleアドセンス)の情報を記載します。
3. ブログのルートディレクトリにアップロードする: 作成したads.txtファイルを、あなたのブログのルートディレクトリ(ホームページがある場所)にアップロードします。
例
もしあなたがGoogleアドセンスを使っているなら、ads.txtファイルにはこんな内容を書きます:
google.com, pub0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
このようにしておくと、Googleがあなたのブログに正しく広告を表示してくれるようになります。
まとめ
この記事では、Googleアドセンスを利用する上で重要な「ads.txt」ファイルについて解説しました。
ads.txtは、広告枠の不正販売を防ぎ、サイト運営者の収益を守るための仕組みです。設置は必須ではありませんが、不正な広告配信を防ぎ、本来得られるべき収益を確保するためには、設置することを強くお勧めします。
設置作業自体は簡単で、アドセンスの管理画面から提供されるテキストファイルをウェブサイトのルートディレクトリにアップロードするだけです。
まだ設置していない方は、この記事を参考にぜひads.txtの設置を検討してみてください。ads.txtを正しく設定し、安心してアドセンス広告を運用しましょう。